F値とは?撮影シーン別のおすすめ絞り値やカメラの設定について解説
“●F値とは
F値とは、絞り値とも呼ばれます。光の取り込み量を表す数値のことで、良い写真を撮影したいならば詳しく理解しておく必要があるでしょう。
F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11など、F値の数値は変更できます。数値を変更することで、カメラレンズの穴の大きさが大きくなったり小さくなったりするのです。結果、取り込む光の量が調整されます。F値の数値が大きい程に、取り込まれる光の量は少なくなる仕組みです。
また、F値の数値を変えることで変化があるのは光の取り込み量だけではありません。被写界深度も変わるのです。この被写界深度とは、ピントを合わせる範囲のことです。F値を小さくすればピントの合う範囲が狭くなり、F値を大きくすればピントの合う範囲が広くなります。
〇F値が小さいと?
F値の数値が小さい設定だと、多くの光が取り込めるということなので、それだけ明るく撮影できるということ。加えて、被写界深度は浅くなります。つまり、ピントの合う範囲が狭くなります。結果、被写体の前後がぼやけて撮れます。
〇F値が大きいと?
F値の数値が大きい設定だと、取り込める光の量が少なくなるので、それだけ全体的に暗い写真になります。加えて、被写界深度が深くなります。つまり、ピントの合う範囲が広がるということ。結果、被写体の前後のピントも合うのでハッキリとした輪郭の写真が撮影できます。
●撮影シーン別でおすすめのF値
〇ポートレート撮影
ポートレートでは、被写体がハッキリと写り背景がぼやける撮影方法です。つまり、手前にある被写体が強調される撮影方法なので、被写界深度が浅いF1.8~F4くらいの設定になります。背景をさらにぼやかしたい場合は、もっとF値を小さくしていきましょう。背景をハッキリさせたい場合は、F値を大きくしてみてください。状態を確認しながら、調整しましょう。
〇動いている被写体の撮影
走っていたりダンスをしていたり、スポーツをしているような被写体を撮影する場合は、F値の数値を小さく設定しましょう。おおよその目安は、F4・F5.6です。さらに、ブレ防止のためにシャッタースピードを速くすることもお忘れなく。ただ、F値が小さすぎるとピントが合いにくくなったり、不自然にぼやけてしまうため、随時確認しながら調整する必要があるでしょう。
〇風景撮影
風景撮影の場合は、自然相手です。これという主役がなく、風景全体が被写体となるような場合は、F値の数値を大きめで設定しましょう。被写界深度が深くなり、どこもぼかすことなく、全体を鮮明に撮影できます。
〇暗い場所での撮影
夜景や天体を撮影する場合は、F2.8以下の小さいF値に設定しましょう。多くの光を取り込むことができて、綺麗に写真が撮れます。
●おすすめのカメラ設定
〇ISO感度
ISO感度を上げると、明るい写真が撮影できます。
〇シャッタースピード
シャッタースピードが速いと、手ブレが起きにくくなりますが光の取り込みは少なくなります。ISO感度と組み合わせて調整すると、より理想的な写真撮影が可能でしょう。”Samsung Galaxy 最新スマートフォン